パーソナルトレーナーの資格の取り方は?おすすめの資格9選を徹底解説

「パーソナルトレーナーになるには資格は必要?」「パーソナルトレーナーになる方法は?」このような疑問を抱く方も多いでしょう。プロスポーツ選手専属のパーソナルトレーナーには、憧れがありますよね。

パーソナルトレーナーになるには、資格の目的や目指し方を理解することが重要です。

本記事では、パーソナルトレーナーの概要やおすすめの資格などを徹底解説します。


目次

パーソナルトレーナーとは

パーソナルトレーナーとは、スポーツジムでトレーニングを行う方に対し、トレーニング指導を行うスポーツトレーナーです。個々の体質やライフスタイルに合った運動計画の作成や、トレーニングのサポート以外、食事を中心とした栄養指導など、スポーツから栄養学まで幅広い知識が求められます。

パーソナルトレーナーに資格は必要?資格を取得するメリット

結論から言うと、パーソナルトレーナーになるために資格は必要ありません。しかし、資格を取得することによるメリットは大いにあります。どのようなメリットがあるのかを確認し、資格を取得すべきかどうかを検討してみましょう。

資格を取得するメリットは以下のとおりです。

【パーソナルトレーナーの資格を取得するメリット】

  • 顧客から信頼を得られる
  • 転職に有利になる
  • 知識向上につながる

フリーランスとして開業を考えている人、キャリアアップを目指したい人は資格を取得していると、お客様からの信頼を得られやすいでしょう。また、身に着けた知識を実際のトレーニング指導に活かせることも大きなメリットです。

パーソナルトレーナーの資格を取得する方法

パーソナルトレーナーの資格はさまざまな種類がありますが、資格を取得するには以下の3つがあります。

【パーソナルトレーナーの資格を取得する方法】

  • 独学で勉強する
  • スポーツジムでの実務経験を積む
  • 養成スクールに通う

順に解説します。

独学で勉強する

独学で勉強しパーソナルトレーナーの資格を取得する方法です。資格に合格するためには、実務試験を課している資格もあるため、もし実務経験がない状態で資格の取得を考えている場合は、座学のみで取得できる資格を選ぶようにしましょう。

スポーツジムでの実務経験を積む

スポーツジムでの実務経験を積み、同時に資格勉強を行う方法です。実務経験がある分、習得の効率が早くなる相乗効果が期待できるでしょう。また、給料をもらいながら資格勉強もできるというメリットがあります。

養成スクールに通う

パーソナルトレーナーの養成スクールに通う方法があります。生理学や機能解剖学といった座学や、お客様指導を想定した実践型の学習を幅広く網羅できるカリキュラムとなっています。在学期間は2ヵ月から半年ほどの短期で卒業可能です。

養成スクールの中には、特定の資格に特化したスクールもあるため、受験資格が決まっている人にはおすすめの方法です。

パーソナルトレーナーを目指す人におすすめの資格9選

パーソナルトレーナーを目指す上で、資格を取得するメリットは多くあります。

パーソナルトレーナーを目指す人におすすめの資格は以下の9つです。

【パーソナルトレーナーにおすすめの資格】

  • 1.NSCA-CPT
  • 2.NSCA-CSCS
  • 3.ボディメイクインストラクター
  • 4.NESTA-PFT
  • 5.JATI-ATI
  • 6.健康運動指導士
  • 7.健康運動実践指導者
  • 8.鍼灸師
  • 9.理学療法士

順に解説します。

1.NSCA-CPT

NSCAとは全米ストレングス&コンディショニング協会が行う資格です。日本で最も知名度が高い資格の1つです。年代、性別を問わず幅広い方を対象としたトレーニングやコンディショニング指導を学びたい方におすすめの資格です。

参照元:NSCAジャパン|NSCA認定資格ハンドブック

2.NSCA-CSCS

Certified Strength and Conditioning Specialist(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)の略称で、精神的な強みや競技パフェ―マンスの知識と、全体のバランスを整えるコンディショニングの知識の習得を目指す資格です。スポーツに携わるコーチやトレーナーを志望する方におすすめの資格です。

参照元:NSCAジャパン|資格取得‐CSCS

3.ボディメイクインストラクター

トレーニング、食事・栄養の基礎知識から、体型に合わせたトレーニングの取り入れ方や指導方法など、専門的な知識と技術を備え、理想の体型に向けたトレーニングや食事指導を行うインストラクターとして証明ができる資格です。

受験料が他と比べて比較的安いため、資格取得で費用を抑えたい人にはおすすめです。

参照元:日本能力開発推進協会 |JADP認定ボディメイクインストラクター

4.NESTA-PFT

クライアントのニーズに的確に応えるプログラムを提供し、管理業務や広報活動、マーケティングの知識の取得までを目指す資格です。

将来独立し、開業をしたい方にはおすすめの資格です。

参照元:NESTA JAPAN||NESTA PFT認定

5.JATI-ATI

JATI(日本トレーニング指導者協会)が認定するパーソナルトレーナー向けの認定資格です。トレーニング法や指導法など日本におけるパーソナルトレーニングのスタンダードな知識と技術が身につきます。トレーニングやスポーツに興味がある人・人への指導やサポートに関心がある人におすすめの資格です。

参照元:日本トレーニング指導者協会|JATI認定トレーニング指導者資格(JATI-ATI)の取得方法

6.健康運動指導士

健康運動指導士とは、個々人の心身の状態に応じた、安全かつ効果的な運動指導を行う方の資格です。生活習慣病予防の一つとして位置づけられている資格で、病院や老人福祉施設でも取得が増えています。

参照元:健康・体力づくり事業財団|健康運動指導士とは

7.健康運動実践指導者

健康運動実践指導者とは、医学的基礎知識、運動生理学の知識、健康づくりのための運動指導の知識や技能を持ち実践指導を行う専門職です。積極的な健康づくりのための運動を、安全かつ効果的に実践指導できることを認める資格です。集団に対する運動の指導機会がある方におすすめの資格です。

参照元:健康・体力づくり事業財団|健康運動実践指導士とは

8.鍼灸師

鍼灸師とは、身体のツボをはりで刺激し、ツボを灸で暖めることで、人間の自然治癒力を活性化させ、病気を治療する専門職です。治療院、病院・医院、養成機関に勤務し、サッカー選手や水泳、テニス選手などのスポーツ選手が治療を受けにくる場合もあります。

自営業やフリーランスの割合が60%以上と特徴が見られる仕事で、将来独立したい方にはおすすめの資格です。

参照元:厚生労働省|はり師・きゅう師

9.理学療法士

理学療法士とは、ケガや病気で身体に障害が発生した人に対して、起きる・立つ・歩くなど基本動作の改善を図るリハビリテーションの専門職です。主な職場は病院やリハビリテーションセンターですが、プロスポーツチームに所属している理学療法士もいます。全国に202,540人の就業者がいるというデータがあり鍼灸師の2倍の人数に及びます。

参照元:日本理学療法士協会|理学療法士とは

参照元:厚生労働省|理学療法士(PT) – 職業詳細 – 

まとめ

本記事では、パーソナルトレーナーになるためのおすすめの資格を9選紹介しました。パーソナルトレーナーは、資格取得が必須ではありませんが、将来独立を考える方にはメリットとなる資格が多々あります。

その他、理学療法士や健康運動実践指導者などもありますので、各々にあった方法でパーソナルトレーナーを目指してみてください。

ディスクレーマー

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執筆者

大学卒業後、金融機関にてリテール業務・法人融資業務などを経験。現在は金融・ライフスタイル領域を中心に年間1,000記事以上の記事執筆や数百万PVの金融系メディアのディレクションも行っている。

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